English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

【お知らせ】授業力&学級経営力 8月号(明治図書)に寄稿させていただきました!

授業力&学級経営力 8月号(明治図書)に、中学校英語の教材研究をテーマとして寄稿させていただきました。 著名な先生方の中に、無名の自分が並んでしまい大変恐縮です。しかしそんな自分にも、チャンスをくださる明治図書様に心から感謝しています。 教材研…

夏休みの宿題を通して、自律的学習者の育成を目指す

新課程の3年目に入り、知識・技能を鍛えること、思考・判断・表現の場面を設定して取り組ませることにバランスよく取り組むことが大切であると実感しています。そこで、授業と家庭学習の連動を一層意識して、知識・技能の定着を促すために、準拠ワークではな…

【あなたもYouTuber第2弾】現在完了進行形は現在完了形(継続用法)と一緒に導入した方が効果的

新課程から現在完了進行形を中学校で扱うことになり、自分なりの指導の工夫について記録しておきます。教科書の流れでは、現在完了進行形と現在完了形(継続)は別々に扱う構成です。そこで、現在完了形(継続用法)と現在完了進行形の使い分けについて印象…

【お知らせ】授業力&学級経営力 6月号(明治図書)に寄稿させていただきました!

大変ありがたいことに、明治図書様からまたもやお声かけいただくという奇跡が。この雑誌へ記事を寄稿させていただきました。 GIGAスクール構想の中で、板書やノートのあり方が問われているところです。そこで、僕は「ノート指導」について中学校の英語科の立…

1対1で向き合うと、生徒が元気になる。

とある田舎の公立中学校の教師の頭の中 いろんな状況の生徒たちがいる。ファストラーナーたちは、こちらの理想どおり、もしくは想定以上にどんどん学ぶ、定着も早い、応用もきく。なかなかうまくいかない展開になったとしても、柔軟に対応する。でも、現実は…

紙の辞書かインターネットの辞書か?

一人一台端末が導入された段階で、「もはや紙の辞書はいらないのか?」と考えたこともありましたが、答えは一つ。 紙の辞書も、インターネットの辞書も併用。どちらのメリットも最大限に生かして、生徒がその場の状況や目的に応じて使い分けることができれば…

質問力を高めるために

人とのコミュニケーション力を高める上で、そしてこれからの時代を生き抜く子どもたちを育成するために、「問う」という力は大変重要なスキルだと思います。英語の授業でも、その基礎となる質問する力を高めることができると思います。 そこで、「技能:疑問…

【無料でできるICT活用】文字起こしアプリとテキスト比較ツールで教科書音読の成果を視覚化する

家庭学習で教科書音読の練習を課していることが多いと思いますが、ICTを活用して生徒の効果的な練習に繋げられないかを考えてきました。一人一台端末が配備された今、ICTを活用した取り組みにチャレンジするハードルも大きく下がりました。 特に、文字起こし…

生きて働く知識・技能を育てるための「練習」で自動化を目指す

新課程の2年間が終わろうとしているので、ここで振り返りを。個人的には、現行学習指導要領の「コミュニケーションの中で実際に使いながら学んでいく」という考え方はとても好きで、言語活動のあり方や設定の工夫について学ぶことがたくさんできました。また…

仮定法過去の導入と言語活動を通した文法指導(文科省のBridge使ってみた)

仮定法過去の導入について記録しておきます。この3年生は1年時は旧課程の教科書だったため、文科省のBridgeが配布されています。仮定法の使用を想定した題材がいくつか含まれており、生徒も興味をもって考えることができそうであったので、ここで活用してみ…

関係代名詞と過去分詞・現在分詞をまとめて扱うタスクベースの授業

これまでの僕は、関係代名詞のあとに、簡略化されたものとして現在分詞・過去分詞を扱ってきました。新しいNew Horizon3では、現在分詞・過去分詞が先に登場します。関係代名詞の指導をしてから、段階的に現在分詞・過去分詞というPPPの流れではなく、どち…

間接疑問文を使う必要性をもたせる活動の工夫

間接疑問文を文法説明から教え込むことはできますが、使用の必要性を教室環境の中でどのように生み出して指導していくかを考えました。教科書はNew Horizon3のUnit4。題材は登場人物の暮らす町の外国人が、どれだけ災害のための対策や意識をしているかとい…

英作文の添削をどうする?

英作文の添削には時間がかかりますが、その割に生徒がフィードバックを見ていない、生かしてくれていないことを感じます。そこで、いろいろ試しています。 コレクションコードを使おう 生徒が改めて推敲する視点を与えるために、ALTと一緒にコレクションコー…

自律学習者を育てること、英語教師としてできること

自律学習者の育成は英語教育でも長年のテーマだと思いますが、一筋縄ではいかないなということを痛感しています。日常生活で英語を使わなくても生きていくことができる日本で、目的意識をもたせて英語学習に向かわせるために、教師である自分に何ができるの…

事実発問と推論発問で「事実と意見」を分ける意識付けと、接続詞thatとbecauseを使わせながら身に付けさせる工夫

中2の言語材料として重要度の高い接続詞。ここまで、従属接続詞のwhenやifを扱ってきました。 今回は、教科書本文の内容について事実発問と推論発問で問いながら、生徒の発話を事実と意見に整理しながら、接続詞thatを使わせながら学ぶことができるように意…

年度初めの準備に役立つブログ記事

新課程での1年目も終わりが近づき、息をつく暇もなく新年度の準備が始まります。 2015年から自分の授業実践をブログに記録してきましたが、年度初めの準備に役立ちそうな記事をまとめました。ぜひ参考にしていただければうれしいです。 QRコードを使わず…

リレーノートで楽しく書いて仲間とつながる

書くことに対して抵抗感を多くの生徒がもっていると思いますが、友達とのつながりの中で楽しく継続的に取り組ませることができる。それがリレーノートです。今回は僕なりの実践を記録に残しておきます。 リレーノートって? 要するに、英語でやる交換日記で…

何のためのリテリングやPicture Describing?

この活動って何のため? Picture Describingやリテリングは授業中の活動として有名で、特に最近の中学校の指導でも流行っていると思うのですが、「なんで、この子たちはイラストについて説明してんだろう?」と、頑張っている生徒を見ながら、少し冷静な気持…

授業と家庭学習をつなぐための工夫

Last Sentence Dictationの目的・効果 毎時間の始めには、既習の教科書本文を使ってLast Sentence Dictationをしています。僕の場合は、指定しておいた既習の教科書本文のどこかの文の終わりで音声を止め、生徒がそれをワークシートに書き取ります。これを毎…

【お知らせ】授業力&学級経営力 12月号(明治図書)に寄稿させていただきました!

大変ありがたいことに、明治図書様からお声かけいただき、なんとこの雑誌へ記事を寄稿させていただきました。 僕は「振り返りシート」についての実践を書かせていただき、無事に掲載していただくことができました。 振り返りシートについては、過去にブログ…

【新課程版】今こそ、初心にかえって自分の指導を見直すとき

新課程での授業が4月からスタートし、あっという間の1学期が過ぎ、気づけば2学期もスタート。1学期を終えた時は、新しい教科書での指導にも少し慣れ、このままの流れで2学期以降もやっていこうと思っていましたが、久しぶりに夏休み明けに授業をしたところ、…

授業で歌を歌わせるなら、知っておかねばならないこと

授業で洋楽を歌わせるという先生方は多いですが、ただ単に「盛り上げる」ためではなく、目的をもって指導していきたいところです。初任の頃から読みあさってきた、大東文化大学の靜哲人先生のブログ、著書、ビデオをご紹介します。これを知らずして、歌の指…

【新課程・ICT活用】Youtuberになってデイリールーティーンをライブ配信しよう!

これまでは1学期はbe動詞、2学期から一般動詞が入ってくる流れでしたが、新課程になって1学期のうちにどちらも扱うようになりました。それによって、これまでは1年生のゴールにしていた「典型的な一日(My Typical Day)」のスピーチ発表を、早くも1学期末に行…

【新課程版】定期テストづくりのための覚書

これまでずーっとテスト改善のことは意識していましたが、昨年度末からいよいよ一歩踏み出して、ついに今年度本格的にスタートした感じです。本当に、テストづくりって難しい。大学の時にテストづくりのことを教えてもらった記憶はないですが、ぜひ必修科目…

ちょっとした工夫で教科書の題材を魅力的に

New Horizon2 Unit1 のUnit Activityというパートでは、「シンガポールへ旅行する計画をたてる」という活動が設定されています。これまでの僕だったら、「なぜシンガポール?そもそも生徒が興味のない国のことで活動できるわけないだろうが~っ!」と言って…

【新課程版】be going toとwillの使い分けに気づかせる工夫

New Horizon2 のUnit1では、be going to と willが続けて登場します。一つの本文の中で、まとめて使われているので、使い分けもできるようにすることが求められているのだと思います。Unit1-1でbe going toについては学習済み。willを扱うUnit1-2を2時間で展…

国立教育政策研究所の「中学校英語指導事例集」の紹介

本日、国立教育政策研究所から「中学校英語指導事例集」が公開されました。PDFでの指導資料だけでなく、youtubeでの映像資料もあります。それぞれの良い部分は、どんどん実践に取り入れていきましょう。 ウェブサイト 映像資料 事例1:「語や文法事項などを…

【新課程版】be動詞と一般動詞をまとめて指導する方法

新しい教科書(New Horizon)で授業し始めました。ここまでの感想は、「小学校の先生スゴイ!!!」です。音声面を中心に、音声に「慣れ親しむ」ということができているおかげで、様々な場面で生徒たちの反応がこれまでとは全く違うと実感しています。特に小…

3観点での評価にむけて、評価のためのテスト計画をつくろう

年度初めの、鬼のような忙しさの中で授業準備に手を付ける時間がほとんどありません。授業で妥協したくない自分にとっては、そんな中でも授業開きをせねばならないという、ツライ新学期の初週がやっと終わりました…。そして部活動の大会の後、やっと本格的に…

中学3年生最後のスピーチづくり④(2冊の文集づくり ver.2020)

今年も卒業の季節がやってまいりました。昨年に続いて3年生を担当しています。今年の生徒たちは、僕が学年団として3年間成長を見てきた生徒たちです。卒業文集づくりも、去年よりグレードアップを目指して、今年は2冊つくることにしました!ちなみに昨年…