英作文の添削には時間がかかりますが、その割に生徒がフィードバックを見ていない、生かしてくれていないことを感じます。そこで、いろいろ試しています。
コレクションコードを使おう
生徒が改めて推敲する視点を与えるために、ALTと一緒にコレクションコードを考えて、以下のようにまとめてみました。
可能な限り数を厳選し、分かりやすい記号を使うことを大切にしました。また、英語科教員の添削基準が揃うことで、お互いに連携がとりやすくなるはずです。さらに全てを書き記すわけではないので、教員にとっては時短、生徒にとっては考える余地となり、一石二鳥だと思います。
これから運用しながら、気づいたことは記録していきます。
DeepL write とGoogle ドキュメントを組み合わせよう
家庭学習で英作文を出す場合にどうするか。こんな生徒も想定されます。
- なかなか自分で内容を広げるのが難しい。授業では相談できたりもするのに・・・。
- 文法的に正しいのかどうか不安だ。
そこで、こんな手順で行います。
ドキュメントにクラスの生徒の一覧で共同編集ファイルを作っているので、家にいながらも友達の書いたものを参考にすることができます。1人ではなかなか取り組みづらい子のモチベーションに繋がっているようです。
また、下書きが終わったらDeepL writeにコピペします。文法だけでなく、より良い表現を考えるきっかけが生まれます。ここでの気づきや提案については、ドキュメントにメモさせます。
そして、最終的に仕上げの作業で改良させます。ドキュメントでも細かい文法の修正をしてくれるので、二重でチェックが入っていることになります。つまり、提出の時点で、ある程度の正確さがある文章になっていることが期待できます。また、提出までに生徒が気づいたり、学んだりするチャンスが生まれているようにも思います。
まだまだAIも完璧ではありませんが(Because~.は訂正していなかったりするので…)、その進化ぶりに驚くばかりです。これまでは、同じ作業をGrammaryでやっていましたが、無料でもかなりのサジェスチョンをしてくれるのでDeepL writeを使わせ始めました。Grammaryも気に入っているので、どこか使い道を探っていきます。