English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

【帯活動】授業と家庭学習をつなぐ!ペアでのスピーチ発表・やり取り活動

 授業のウォームアップ活動として、ペアでのスピーチ活動に取り組ませています。家庭学習との連動を図るために、あらかじめ指定したテーマでスピーチ原稿を書いて臨むことができるようにしています。つまり、即興スピーチの活動ではありません。狙いとしては、発表+やり取りのスキル向上です。また、いろんなテーマについて考えている機会を増やして発想を豊かにする狙いもあります。もちろん、話す・書くを通して内容面、言語面で向上させ、自信をつけることも目指しています。

家庭学習や授業の流れ

  1. 家庭学習としてテーマを指定し、書かせて提出→添削→再提出。(中1は日常的な話題、中2はディベートにつながる比較して考える話題へ)f:id:merasan:20250121191359j:image
  2. 授業でのスピーチテーマを提示する。(生徒の実態や目的に応じて、家庭学習で指定したテーマと合わせる、あえてずらすなどの工夫をする)
  3. ペアで30秒ずつお互いに発表し合う。(使わせたい表現をクロームブックで手元に)f:id:merasan:20250121191512j:image
  4. 追加の1分間を与え、お互いの発表内容をもとにやり取りさせる。(まずは相手の発話を..., right? / You said...などで確認→深ぼり質問→会話の継続)f:id:merasan:20250121191637j:image
  5. 代表生徒に全体の前で発表させる。(緊張させすぎないよう自分の席に座った状態で行う。)
  6. 代表生徒の発話をもとに、教師が確認+深ぼり質問のモデルを示す。(..., right? / You said...などで確認→深ぼり質問)※ALTがいる場合は内容面を広げるやり取りは任せて、僕はさりげなく訂正フィードバックで正確性の向上を目指す役割分担
  7. 代表生徒を称えて自信につなげる。
  8. スピーチテーマは2回連続で同じ。今回の活動を踏まえて、次回の改善を目指す。

やっている中での気づきや感想

  • 数文の短いスピーチなので、家庭学習で準備をして臨む生徒も、準備なしで即興でやる生徒もいる。どちらでもよいとする。
  • 教師にノート添削してもらい、内容をつなげたり、広げたり、正しい文で書いたりすることに自信がつく。
  • いろんなテーマで考える機会を増やすことで、発想力を鍛えられる。即興の場面でも、意見がなくて書けないことを減らせそう。
  • Qの形でなくテーマを提示することもあってよいだろう。
  • 中2も後半戦ともなると、中1と同じようなトピックでは伝えたい意欲も停滞する感じ。認知的にも、知的にも成長してくる中2らしい、Opinion Gap→Reasoning Gapを生むトピックへ。
  • 発表の際は準備してきていた原稿やメモは見せない。
  • 相手の発話を確認して引用しながら、自分の意見や質問に繋げるスキルの向上(...right? / You said...)
  • 相手の発話に関連した深ぼり質問をするスキル向上。
  • 相手の発話をしっかり聞いて受け答えすることで、相手意識の向上。
  • 代表生徒に、人前で1人でやらせる。だからこそ自信がつく。
  • 苦手でいつもはノートを出さない生徒も、代表生徒が近づくと、事前にノート点検してもらおうとする。
  • スピーチは即興で!メモからで!と頭でっかちになりすぎず、スピーチ原稿を書かせるってのも最近は大切だなと思う。それは、思考訓練の場として、正確性に気づく場として、推敲の場として。何よりも、毎日添削してコメントあげることで、生徒も伸びてる気がするし、自信につながるなと。

参考文献