English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

【新課程版】be going toとwillの使い分けに気づかせる工夫

 New Horizon2 のUnit1では、be going to と willが続けて登場します。一つの本文の中で、まとめて使われているので、使い分けもできるようにすることが求められているのだと思います。Unit1-1でbe going toについては学習済み。willを扱うUnit1-2を2時間で展開する流れを考えました。

第1時

目標:朝美と叔父さんの対話を聞いたり読んだりして内容を理解しよう。

  1. 授業日が金曜日なのでWeekendというテーマでTeacher Talk
  2. Weekendというテーマで、週末のプランについてペアでやりとり
  3. T-S Interactionで生徒から引き出した英文を左右対照で板書する

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  4. 板書を比較させながら、be going toとwillの共通の意味に気づかせる
  5. あえて、左右それぞれのニュアンスについては触れずに教科書本文へ(ニュアンスをつかむには、例が少なすぎるので)
  6. 本文についてOral Introduction
  7. 内容理解&音読など
  8. 振り返り

第2時

目標:今日の放課後についてペアで会話を継続しながら伝え合おう。

  1. 前時の復習&音読
  2. After schoolというテーマで、今日の放課後の予定についてやりとり
  3. (中間指導)前時の板書をGoogle Classroomで共有

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  4. (中間指導)板書や教科書本文から、be going toとwillのニュアンスの違いについて気づいたことをJamboardに記入させる

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  5. 再度、同じテーマでのやりとり
  6. (中間指導)T-S Interactionでフィードバックを与える
  7. 次のプリントを配布

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  8. 時間があれば再度、同じテーマでやりとり
  9. 振り返り

まとめ

 Classroomを使ったら、前時の板書を写真に撮っておくだけで、再活用できるではありませんか!今までだったら、印刷して配布して・・・もしくはスクリーンに投影して小さい文字を目を凝らしながら見させる・・・という苦しい流れなので、やろうとも思っていませんでした。これは、新たな授業展開が生まれる予感。