English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

Whose〜?と所有代名詞の導入から「歴史上の人物クイズ」

疑問詞のwhoseと所有代名詞を、「歴史上の人物クイズ」で導入・練習しました。

まずやっておくこと

   この授業までに、帯活動で所有代名詞を導入しておきます。その際は代名詞ダンスを使います。

代名詞ダンスについてはこちら。

   また、代名詞(所有格)と、所有代名詞の使いわけについても触れておきます。

次のように板書して説明しました。

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授業の流れ

  授業では次のスライドを使用しました。

  1. 帯活動で代名詞ダンス(所有代名詞編)をする。
  2. はじめの「ベートーベン」を例題として、クイズで使う表現を口頭練習する。
  3. 教室の縦列を自分のチームとして、横列のメンバーで競うことを伝えます。
  4. 答え(答え方も含む)を間違えたら、回答権を失います。
  5. 横列の全員が間違えたら、次の列が立ち上がり回答します。
  6. スライドの写真を見せて、Whose〜is this?/ Whose〜are these?とたずねます。
  7. It’s/They’re 名前’s. で答える。
  8. 答えが合っていれば、さらにAre you sure?で切り返す。
  9. It’s/They’re 所有代名詞. で正しく答えられたら1ポイント。
  10. 合計得点が多いチームの勝利。
  11. さらに次のプリントを配布し、文法説明をします。f:id:merasan:20181122152841j:image
  12. Talk and Talkの課題に取り組みます。

 

まとめ

   とても盛り上がるクイズでしたが、導入に時間をかけてはいけません。楽しさとテンポを大切にしながら、10分間くらいで終わらせました。

   Are you sure?の切り返しによって、所有代名詞の理解を深めることができます。また、主格のIt/Theyの使い分けについても意識させることができました。期末テストでは、この代名詞変化をどれだけできるかを出題する予告をしています。生徒の力がどれだけ高まっているか楽しみです。