English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

must、have toの導入と「家族のルールを書こう」への展開

must、have toを使って、「家族のルール」を書いてみました。(新課程での指導については追記しています!)

指導の流れ(旧課程でやったもの)

  1. must、have toについて次のプリントで穴埋めをしながら文法説明する。f:id:merasan:20191013073413j:image
  2. 次のプリントを配布する。f:id:merasan:20191013073420p:image
  3. プリントに従って、状況設定を伝える。
  4. 日本語で「しなければならないこと」、「する必要ないこと」「してはいけないこと」を具体的に書かせる。
  5. プリントに英語で書かせる。
  6. 主語を何にすればよいかをしっかり意識させる。
  7. 教材提示装置で記入したリストを見せながら、一人ずつクラス全体に発表する。

まとめ

 「家族のルール」は各家庭それぞれに異なるので、興味深い活動ではあると思いました。他人のことへの関心が高まるので、グループやペアでの活動にも適していると思います。

 ただ、工夫をすればより良い活動にできると思います。mustとhave toをまとめて導入し、さらにニュアンスの違いまで理解させようとしたため、生徒にとっては負担が大きかったように思います。また、文法説明で教えこむ形にしかできていないところも問題です。また、最終的な活動も改善の余地が大いにあります。次回に向けて考えていきます。

追記(新課程版)

 なんと偶然ですが、New Horizon 2 Unit4 の場面が海外留学で、その中でHouse Rulesが扱われていました。上記の流れを、教科書の内容を踏まえながら改良しました。その中で、文法説明で教え込むのではなく、使いながら気づかせていくという流れになるように意識しました。

第1時

  1. have to/mustの音声面に注目させる(そんな発音が聞こえたぞ?程度でOK)←New Horizon 2 Unit4 Previewのリスニングで登場人物の行動を捉えさせる過程で
  2. have toのもつ意味に気づかせる(音声面だけでなく視覚的にもhave to を文字で確認)←Scene1の留学情報サイトを読んで、最も伝えたいアドバイスを探させる過程で

第2時

  1. 実際にやり取りの中でhave to を使ってみる←What do you have to do in the morning?というSmall TalkのTopicでS-S/T-S/板書を活用しながら

第3時

  1. 実際にやり取りの中でhave to を使ってみる←What do you have to do in the evening?というSmall TalkのTopicでS-S/T-S/板書を活用しながら
  2. mustのもつ意味やhave toとのニュアンスの違いに気づかせる←Small Talkの内容(夕方にしなければならないこと)と重なる内容のScene2の対話文を聞いたり読んだりして内容理解する過程で

第4時

  1. (don't) have to/must (not)の使い分け←Scene2はHouse Ruleについての対話なので、前時の内容を振り返りながら、以下のプリントの目的・場面・状況を伝える。そして、留学生に伝えるために家族ルールを書かせる。f:id:merasan:20191013073420p:image

第5時

  1. (don't) have to/must (not)を実際のやり取りの中で使わせてみる←場面設定:初めて留学生に出会い、自ら会話を切り出すところ。パートナーを留学生に見立ててやり取りしていく過程で。

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  2. 中間指導で、留学生に配慮しながら会話を展開していくための流れや工夫を考えさせた。また、言語面の誤りや、言いたくても言えなかったことを共有した。

まとめ2

 新課程での指導に当たって、「使わせる中で気づきを促すこと」、そして「教科書の内容とつないでいくこと」をより意識しました。今後も改善に励みたいと思います。