English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

不規則動詞をコツコツと覚えさせるための心得と活動

  過去形の学習が始まると、不規則動詞を覚えさせなければなりません。その心得。

心得

  • 2年生になったら始める
  • あせらず少しずつで良い
  • 時間をかけて覚えれば良い
  • 過去分詞形までまとめて覚えさせる
  • まずはリズムよく言えることから
  • 使いながらだんだんと書けるようになれば良い

活動の手順

2年生のWarm up用プリントの不規則動詞表を使います。

f:id:merasan:20190914054400j:image

1. 全体で、発音と意味確認

現在形-過去形-過去分詞形-日本語訳 をテンポよく発音します。ここはひたすら生徒も発音を繰り返します。過去分詞形については、「今は分からないと思うけど、おまけに覚えておこう」などと言いながら、特に何も説明せずに発音させていきます。ひたすら単調なので、生徒の様子に合わせて、短い時間で区切りながら、毎時間の授業はじめに行います。

 

2. ペアで練習

全体練習が十分できたら、ペアで毎時間の授業はじめに活動します。

活動バリエーション

  • A: 日本語   B: 原形-過去形-過去分詞形 →交代
  • A: 原形       B: 原形-過去形-過去分詞形 →交代
  • A: 原形-過去形-過去分詞形  B: 日本語 →交代

レベル

  • プリントを見ながら
  • Read and Look upで
  • プリントを見ずに
  • 順番に
  • ランダムで

活動前には、各自で取り組みたいレベルを選ばせます。これも単調な活動なので、覚えるべきものが多すぎるとダレてしまいます。15個ずつに区切って毎時間の授業はじめに活動します。

 

3. グループ練習

ペアでの活動を数回した後は、グループ活動で不規則動詞クイズをします。

活動の流れ

  1. 4人組になる
  2. ジャンケンをする
  3. 勝った人は出題者、負けた残り3人は解答者
  4. 勝った人は起立する
  5. 日本語訳を言って出題する
  6. 解答者は挙手し、出題者は指名
  7. 原形-過去形-過去分詞形を言えたら正解
  8. もし間違えたり、解答中にプリントをチラ見したら、すかさず他の人は挙手して横取り
  9. 正解者は出題者として起立
  10. 先ほどの出題者は着席し解答者となる
  11. 制限時間内(2分〜2分30秒)に5回正解したら、すぐにやる気シールをもらいに来る
  12. シールをもらった人は起立し、ずっと出題者をしてあげる

 

グループ活動が盛り上がらないときは?

不規則動詞クイズが盛り上がらない場合は、いくつかの原因が考えられます。

  • 生徒が十分に練習できていない→全体練習かペアでの練習に戻る
  • グループ活動に緊張感を感じている→すばやく勢いのある挙手の練習をバカになってみんなでやる
  • この活動に飽きている→期間を置いてみる、生徒にとってチャレンジングになるひと工夫をする

まとめ

不規則動詞は「のんびり、長く、楽しく」やっていきます。割り切って、長い目で見て指導していくと良いです。また、だんだんとアウトプットの中でも使えるように仕組んでいくと、単調に覚えてきたことを活用でき、さらに定着をはかることができると思います。中2のはじめから過去分詞形まで練習しておけば、中3からの学習で生徒に感謝されること間違いなしです。

追記(ICTを使って)

 1人1台のタブレット端末も入り、Quizletで取り組ませることも始めました。自分の担当クラスには、Google Classroomで以下のように授業前や授業中、家庭でやってほしいことをリスト化しています。

 

 授業でやるべきことは膨大にあるため、不規則動詞を覚えるためだけに貴重な時間を割くことは難しいと思います。そこで「家でできることは家で、学校でやるべきことを学校で」と割り切ることが大切だと思います。

  1. 家庭学習で、以下のQuizletの「マッチ」や「グラビティ」で個人練習をさせる。
  2. 家庭学習の必要感を高めたり、成果を確認したりするために、授業の帯活動で「Quizlet Live」を短時間で行う。
  3. 言語活動の中で、幅広く動詞を使い分けさせて豊かな表現ができるように促す。

《いろいろなモードで使える基本練習用》

《グラビティで使う仕上げ用》