一般動詞の文のしくみについての授業です。田尻悟郎先生の指導を参考にさせていただきました。
指導の手順
- パンチゲームのdo/does編を帯活動で行っておく。
- doの特徴について説明をする。《意味=普段からしています、性格=恥ずかしがりや、友達=どうする(一般動詞)》
- 日本語の文を示す。「私は(普段から)日本に住んでいます。」
- 語順表1か語順表2のどちらを使うかを考えさせる。(動詞がある→語順表2)
- 今回はさらに語順表1-Bを使うことを伝える。
- 日本語を文節に分ける。「私は/(普段から)/日本に/住んでいます。」
- 語順表1-Bを指差しながら、日本語を英語順にして全員で言う。
- 英語順になった日本語を、英語に変換していく。
- 黒板に次のようにカードを貼りながら英文をつくる。
- 「doの性格は恥ずかしがりやなので…」と言いながら、このように貼ります。
- 「疑問文は、恥ずかしがりやのdoが苦手を克服して、人前に出ます。」
- 「代名詞ダンスのQ&AではIはyouに変わります。また、疑問文ではクエスチョンマークになります。」
- 「そして恥ずかしがりやを克服したdoは、自分を大きく見せます。」
- 「答えるときは、doで聞かれたらdo返しです。」
- 否定文についても、同じ流れで説明します。
- 「doは恥ずかしがり屋を克服しようと、少し前にでます。でも、[どうする]の隣にいては、すぐに隠れたくなってしまいます。そこで、notが「隠れないでね」と間に入ってブロックします。」
- その後に以下のプリントを配布して、空欄を埋めながら振り返ります。
- そして、Talk and Talkでのパターンプラクティスにうつります。
まとめ
この仕組みをきちんと理解させておくことで、生徒のつまづきをすぐに解消してあげることができます。「恥ずかしがりやだから?」という言葉をかけてやるだけです。
また、子供たちが頻繁につまづく部分が代名詞変化です。これについては田尻先生の「代名詞ダンス」という実践があります。この有効性については以下のとおりです。
また、三人称単数形のdoesについても、同様に展開することが可能です。それについては、以下をご覧ください。