be動詞の疑問文への変形を理解し、Talk and Talkと家庭学習ノートでパターンプラクティスをしたあとは、be動詞の否定文についての導入に入ります。
語順表を使ってbe動詞の導入
- 和文英訳から文法説明をしていきました。「あなた良い医者です。」と黒板に書き、前回の復習から入ります。
- 最後に配布する板書プリントと同じ内容になるように、黒板に「だれ何が/は」「イコール」「だれ何/どんなだ」、そしてその下には「あなた」「=」「良い医者」と板書します。
- 前回と同じように、語順で並びかえをするためのカードを作成しておきます。(裏表でひっくり返して使用します)
- 使用するカード(今回は You / are / not / a good doctor / . / の合計5枚)の枚数分の生徒を指名して、それぞれにカードをもたせます。
- 語順表で確認した正しい語順になるように、すばやく並ばせ、左の生徒から自分のカードの単語を発音させます。("not"はまだ使わず肯定文の復習から)
- 否定文は「be動詞のうしろに"not"」と伝え、"not"をもった生徒を登場させて、be動詞のうしろに並ばせます。
- もし間違えていれば、正しい順に並びかえさせます。みんなで、協力してくれた生徒に拍手をして席に戻らせます。
- 全体が落ち着いたら、次のプリントを配布し、改めて説明をさっと行います。
- 確認した生徒は、プリントを授業ノートに貼り、Talk and Talk (book1) 3を開かせます。モデル文の意味確認や発音をしたのちは、ペアで口頭練習などをします。先ほど確認した、新出文法のポイントに気をつけながら、家庭学習ノートに各自練習をします。(残りは家庭学習にし、次の日に提出とします。)
指導上のこだわりポイント
僕が指導上の大切にしていこうと考えていることは、以前に書いたとおりです。
今回の授業では…
- 日本語と英語の語順の違いに気づかせる。
- 3年間をかけて、語順表の使い方に慣れ、語順の感覚を身につけさせる。
- クラスメイトが目の前で活動することで、興味関心をひかせる。
- Q&Aの力を養うために、3つの答え方を紹介する。
- 板書をノートに写すことは時間がかかる。「理解」段階である、板書ノートの整理に時間をかけるよりも、「習熟」段階に時間を使えるようにする。そのため、板書と配布プリントが完全に一致するように授業計画する。ノートをとる必要があるのは数か所にとどめたプリントにし、時間をかけずに次の活動に移ることができるようにする。