English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

長文を扱う授業の指導方法③(別パターンの授業プリントと展開)

以前書いた記事はこちらです。

 

最近やっている授業の流れとワークシートデザイン

授業プリントは以下のように工夫して作成しています。
〈全体〉

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〈左ページ拡大〉

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〈右ページ拡大〉

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〈裏面〉

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〈別紙の語順訳〉

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実際の授業の流れ

1. 主語に四角、動詞に二重線を引かせる。
2. チャンクをスラッシュで分けさせる。
3. 新出単語の導入をする。
4. グラフィックオーガナイザーで情報を整理させる。
5. 答えを確認し、文法や表現の解説をする。
6. 英文に関して口頭でQ&Aをする。
7. 英文に関する疑問文をつくらせる。
8. 応用の活動をする。(リテリングやエッセイなど)
9. 語順訳を配布する。

プリントの別パターン①

〈疑問文づくりver.2〉

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〈虫食い読み〉

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プリントの別パターン②

〈WPM計測→段落構成把握→リテリング〉

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まとめ

 日本語訳を介することなく、グラフィックオーガナイザーや、Q&Aで内容把握を進めていくことができます。また、本文に関する疑問文づくりもさせることができます。この例では、答えから疑問文を導くようにしていますが、本文の内容から自由に質問をつくらせることもしています。生徒が本質を突いた質問ができるようになればと期待しています。

参考文献

 

アウトプット重視の英語授業

アウトプット重視の英語授業