2年生のMy dream tripスピーチについてのまとめ。今回は準備編。
身につけたい力
- 緊張感の中でも伝わる発音で英語を発音することができる。
- 夢の旅行について相手に伝えることができる。
- パソコンで簡単なスライドを作成し、スピーチの中で効果的に活用する。
- 人の発言に対してリアクションできる。
- スピーチに対しての感想を書くことができる。
作成準備
- 「夢の旅行」についてのスピーチをすることを伝える。
- 先輩のスピーチ映像を見せて、良かったところを中心に発表させる。
- 以下のプリントを配布し、My dream tripスピーチの書き方を説明する。
- 旅行パンフレットを配布し、グループで回し読みをさせる。
- 時間を区切って、グループ同士でパンフレットを交換させる。
- アイデアが生まれた生徒から、原稿作成に取りかかる。
- 思考ツールでアイデアを整理させる。
- 完成した下書きは添削を繰り返し、原稿を完成させる。
- 原稿を完成させた生徒は、パソコンで発表用のスライドをつくってもよいこととする。
工夫のポイント
田尻先生の実践を参考に、旅行パンフレットを見せてイメージを膨らませました。スピーチを発表することに抵抗をもった生徒も、この瞬間に一気に食いつく様子が見えました。
作成時には、ルーブリックで目標を持たせながら作文に取りかかることができるようにしました。ここで、使わせたい既習事項についても指定できます。また、思考ツールでアイデアを広げやすいように工夫しています。
さらに、発表について。発表用にスライドを作成することもOKとしました。ただし、日本語や英語を記載するのを禁止しました。それは、スピーカーがそれらに頼ってしまい、英語で伝えようと試みる意欲が低下すると考えたからです。また、リスナーもそれらの情報に注目してしまい、スピーカーの発言を聞き取ることを阻害すると考えたからです。
スライドをつくる授業は以下のように行いました。