English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

What's this?を「シルエットクイズ」で導入

 今回は、「シルエットクイズ」でWhat's this(that)?の導入を行いました。次がそのときに使ったスライドです。

シルエットクイズの手順

  1. はじめに、グループ分けをします。今回は、6つの生活班に分けました。机を班の形にします。
  2. 次に、班の中でジャンケンをして、回答する順番を決めます。
  3. It is(It's)〜. で答えることを伝えます。
  4. 回答権は、早押しボタンで決めます。このときにこちらを活用します。
  5. 間違えたらお手つきで、1度回答権を失うことを説明します。
  6. 正解が出たら、全員、各グループの次の順番の人と交代します。(次の問題も続けて回答しません。)
  7. スライドを見せながら、What's this(that)?と質問していきます。早押しボタンで回答権を得た生徒が答えます。
  8. 問題の難易度や、生徒の様子によって、正解した際のポイントを変えながら、盛り上げていきます。
  9. 全てが終了したら、次のプリントを配り、板書と文法説明をします。f:id:merasan:20180621203732j:image
  10. 文法説明では、次のようなカードを必要なだけ準備します。まずは、疑問文の作り方から復習します。そして、「知りたい情報」をひっくり返すと'What'になると視覚的に疑問詞について理解できるようにカードを活用していきます。
    f:id:merasan:20180621205324j:imageひっくりかえすと…
    f:id:merasan:20180621205400j:image

  11. このあとは、Talk and Talkを使って口頭練習をしたあとに家庭学習ノートで練習をし、家庭学習へとつなげます。

 

シルエットクイズの画像の作り方

  1. 目当ての画像を保存する。
  2. 一旦、画像編集ソフトで読み込む(Windowsであれば、ペイントでかまいません。)
  3. PNG形式で保存し直します。
  4. パワーポイントに貼り付け、「図ツール」→「背景の削除」
  5. さらに、「図ツール」→「明るさ」-100%→「コントラスト」100%に変更で完成!

追記(2023)

 New Horizon 1年生 Unit2-2ではwhatとwhoがどちらも一度に登場します。そこで、以前に作成していたWho is this?の授業と組み合わせて改良しました。

さらに、教科書内容に合わせたクイズも追加して、背景知識を活性化することにしました。

  1. シルエットクイズ
  2. 人物連想クイズ
  3. 地図記号当てクイズ