英語の授業メモ

授業改革と実践の日々

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昔ながらの日本の英語教育をやってみよう⑤(Q&A編)

前回の続き…

 

今回は、以下のような課題への取り組みです。

  1. 肯定文を疑問文に変換するのに困る。(トップ層の生徒も一般動詞の過去形の疑問文づくりに戸惑います。)
  2. 疑問文に対して、適切に答えられない。(主語から文を始めることができず、最終的にはショートアンサーになる。)

 

そこで次のような目標をたてました。

  • 疑問文のつくり方と、答え方をマスターしよう!

 

指導の手順
  1. 前回の日本語訳・文構造などの確認が終わったら、新たに以下のようなプリントを配布します。
    f:id:merasan:20171011232338j:image
  2. まずは先ほどまでの活動で完成した、生徒自身の訳と、プリントのチャンク訳を改めて確認させる。
  3. その後、プリントの疑問文づくり問題に取り組ませる。
  4. 全ての問題ができた生徒は挙手をして、教師による添削をする。
  5. 間違いは解き直し、全問正解ならば、ミニティーチャーとして教室を歩き回り、クラスメイトに助言や、採点をする。

 

指導のポイント
  1. be動詞の文なら、主語とbe動詞をひっくりかえすだけであると教える。
  2. 一般動詞の現在形ならば「普段からしている」という意味で、恥ずかしがり屋のdo/doesが隠れていると教える。
  3. 一般動詞の過去形ならば「過去にしました」という意味で、恥ずかしがり屋のdidが隠れていると教える。
  4. 答えるときには、主語を適切な代名詞に変化させることを教える。
  5. クール、ショート、ロングアンサーの3つの答え方を教える。

 

指導上の難しさ

 本来ならば、1つの肯定文の下線部の位置を問題ごとに変えながら、yes/no疑問文、how、wh疑問詞、といろいろな疑問文をつくるトレーニングをしたい。また、それに対して、クール(最も一般的な答え)、ショート(必要最低限だけの短い答え方)、ロング(最も長い答え方)と、様々なバリエーションで答えるトレーニングをしたい。しかし、時間的な面、活動の形態(全体?ペア?グループ?など)の制約から、なかなかそのような活動をするのは難しい。したがって、上記のような数問のみ、限られたパターンでの疑問文づくりと、答え方のトレーニングにしている。

 

疑問文と答え方(ロング、クール、ショート)などについては、田尻先生の文献を参考に

 

 

田尻悟郎の英語教科書本文活用術!―知的で楽しい活動&トレーニング集

田尻悟郎の英語教科書本文活用術!―知的で楽しい活動&トレーニング集

 

 

 

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