英語の授業メモ

授業改革と実践の日々

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フォニックスの指導はコツコツとやろう。

 中1の指導をしていて、やっていてよかったとつくづく感じるのは、フォニックスの指導です。英語学習につまづき始める生徒たちは、単語が正しく発音できない、つづりがわからない、ということから苦しみ始めることが多いように思います。そこで、中学校入学から今も継続的にフォニックス指導はつづけています。

 

フォニックス指導で参考としている文献

 

田尻悟郎の楽しいフォニックス

田尻悟郎の楽しいフォニックス

 

 この本を参考に、フォニックス指導をしています。

 

フォニックス指導のために作成したもの
  • アルファベット大文字カード26枚(A〜Z)
  • アルファベット小文字カード26枚(a〜z)
  • 音の足し算カード(ba, be, bi/by, bu, bo...)

 

フォニックス指導方法とバリエーション

 毎回授業の始めの数分で行います。よくあるのが、入学してから1ヶ月間くらい集中的にフォニックスやペンマンシップの指導をし、一通り終わると継続した指導はしないということです。このやり方を僕自身、はじめは他の先生方の見様見真似でやっていましたが、子どもたちがこの1ヶ月間でどれだけフォニックスのルールや正しい発音を身に着けたかは疑問でした。ここで感じたのは、フォニックスのルール確認や、発音練習は、継続的に、そして適宜必要なときには必ず行う大切さです。

 基本的な授業始めの帯活動としては…

  • アルファベットの名前読み
  • アルファベットの仕事読み
  • アルファベットの名前+仕事読み
  • アルファベットの音の足し算(子音+短母音)
  • アルファベットの音の足し算(子音+長母音)
  • アルファベットの音の足し算(子音+短母音→子音+長母音)

このようなパターンを毎回、生徒の様子を見ながら指導すべきものを判断し、短時間で確認します。

 
フォニックス指導上の工夫

 基本的には、発音を一斉にしたり、数名を指名してみたり、単純に発音練習をしています。ここでダラダラと時間をかけず、決めた時間をこえたら途中でやめ、次の活動に移ることにしています。短時間でも回数をこなし、継続的に練習することが、生徒の力を伸ばすと思います。

 さらに、田尻先生のワークショップで言われていたことも活用しています。生徒にとって発音が難しい単語が出てきた際に、単語を縦書きにすることです。これによって、文字1つひとつの音と、フォニックスのルール確認が同時に行えます。例外についても、その場で教えることができます。生徒が発音に手こずっていたり、難しく感じている場面には、黒板にその単語を一文字ずつ(場合によっては複数文字)縦書きにしていき、発音の確認をすれば、子どもたち自身が自分で正しく発音できる力につなげられると思います。必要があれば、その場で適宜指導することが、何よりも大切なことかと思います。

 このようにフォニックス指導を継続することで、単語の読み書きができる生徒は増えたように思いますが、それでも難しさを感じる生徒はいます。同じ方法をしていても、彼らはつまづいたままでしょう。そのような子たちがよりよく理解し、身につけていけるためには、どのように現在の指導法を工夫すればよいのかを、今後考えていきたいと思っています。

 

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