English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

英語教育での探究的な学び?

 まだこのブログを読んでくださっているみなさま、ありがとうございます、そしてお久しぶりでございます。授業ができない立場になってしまい、ブログ更新することは二度とないかと思っていましたが、こうやって久しぶりに書いています。

 少し前に、他教科の憧れの先輩から、「英語教育における探究・探究的な学び」の具体について質問をいただきました。これはチャンスと思い、授業実践はできないのですが単元計画を考えてみようと思いました。もし、読んでくださっている方の実践に生かせそうなことがあれば、ぜひご活用ください。そして、感想などを教えていただけるとうれしいです。

※使用している教科書:New Horizon 2 Unit 4 What is important in a homestay?

単元計画

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※主な活動の作りは甘いですがお許しください… 。単元末と教科書の内容を絡めながら、どんな問いと課題をもたせることができそうか?をメインで考えてみました。

パフォーマンステスト

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※僕の中学生時代にもちろんスマホはありません(^^) ホントはVHSの映画です!

考えたこと・感想

上記の図が生活・総合的な学習の時間WG(第3回)の資料にあると先輩から聞き、英語の授業でどう具現化するかを考えていきました。その中で考えたことや、感想を残しておきます。

  • 英語教育においては長きにわたって、バックワードデザインでの授業づくりは大切にされています。総合的な学習の時間の構想を考えていた時も、自然とそのように考えてきました。教科の授業づくりも、探究・探究的な学びの授業づくりもきっと同じ。
  • 僕が授業構想するときは、いかに他国の世界、他人の世界、教材の世界を、自分自身にとって、生徒にとって身近に引き寄せられるかどうか?みたいな観点から考えてきたことが多いように思います。つまりは「やってみたい!考えてみたい!できそうだ!」と思ってくれるかという、初発の好奇心をくすぐることは、まず大切にしてきたかなと思っています。
  • 今回の単元末の活動は、僕自身の本当の経験に基づいています。単元構想をしているときに、中学生の時にオーストラリアからの留学生をホームステイで受け入れたことを思い出しました。両親の困り感や、自分の無力さも改めて思い出し、当時の自分と同じ中学生の生徒たちも、きっと共感してくれることがあるのではないか?と考えました。改めて、英語の授業は、「問い」から始まるというよりも、上記の図にあった「※最初から明確な問いや課題の形をとることなく、興味・関心(やってみたい)に基づき行動する中で、問いや課題が明確化していく」という教科ではないかと考えました。
  • 英語の授業では、何ができるようになるかという思考力・判断力・表現力の深まりが求めれられます。特に、コミュニケーション活動を通して力を高めていくことが期待されている中では、「なぜ?」という「解明したい問い」よりも、「どうやって?」という「解決したい課題」を明確に設定することと相性が良いのではないかと思いました。一方で、教科書の内容を生かしながらインプットさせていくときには、「問い」を見出す展開が生まれそうですが、教科書にそのための仕掛けや余白が必要だろうと思います。
  • 上記の図にある探究のパターンでいうと、パターン4の「探究」の授業にするには、教科書を離れて、英語話者と真にリアルな交流の場面を設定する以外に実現可能なのだろうか?と思いました。教科書内容を扱う以上、どうしてもパターン2や3の「探究的な学び」になるのではないか、むしろ教科書の既定路線でレールに沿ったパターン1の展開が多くなるのではないか?と感じています。

以上、授業実践もできないのに単元計画をつくってみただけという残念さはありますが、少しだけは先輩に質問された時よりも、考えを持てたかなと思います。

もし、読んでくださっている方の実践に生かせそうなことがあれば、ぜひご活用ください。そして、感想などを教えていただけるとうれしいです。