現在進行形の導入を、ドラえもんの力を借りてやってみました。
まずやっておくこと
最も重要なのは、約1年間かけて次のルールを徹底しておくことです。
- 動詞は2種類(be動詞と一般動詞)
- be動詞は「イコール」「いる・ある」の役割を果たす。
- 一般動詞は「どうする」の役割を果たす。
- 一般動詞とセットではdo/doesを使い、「普段からしている」という意味を表す。
- do/doesは「恥ずかしがり屋」なので一般動詞の背後に隠れる。
- be動詞と一般動詞は仲が悪いので、一緒に使わない。
指導の流れ
- ここまでの授業でリテリング活動を始めておき、さりげなく現在進行形を使っておく、使わせてみておく。
- リテリング活動で生徒から出た現在進行形の英文を板書しておく。(今回はスポーツについて)
- 生徒にいくつかの質問(教科書内容とつなげてスポーツについて)をしながら、「習慣」についての英文を引き出し、板書する。
- 左右の板書を構造化する。(例:左が現在進行形、右が習慣)
- 次のスライドを示す。
- ドラえもんの静止画と動画を使い分けながら、さらに板書を追加。
- 板書を見ながら、生徒の気づきを促し、現在進行形の特徴を視覚化する。
- 大切なルールを確認する。(例: ingがあれば、be動詞と一般動詞は仲良くなり、一緒に使うことができる)
- 次のプリントを配布してまとめる。
まとめ
ドラえもんを使うので、生徒の反応がとても良いです。文法説明の部分は、全体に確認しながら進めていくことで、振り返りにもなります。
追記
事前にリテリングで段階的に現在進行形に慣れさせておくことで、スムーズに導入することにつながります。また、生徒の発言を板書でまとめていくことで、生徒の気づきを促すことができます。その際は、板書で左右を比較したり、特徴をチョークで示すなどしながら、視覚化することが有効です。(新たに、実際の板書を掲載しました!)