English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

Who is this?を「有名人クイズ」で導入、他己紹介への展開

 疑問詞のWhoを導入しました。この時点で、3単現のsについての理解は済ませています。また、その後に他己紹介の課題へと展開しました。

 その時に使用したスライドは以下のものです。

導入の流れ

  1. 全員起立させる。
  2. ヒントをひとつずつ教師が全体に言う。(はじめは音声のみ)
  3. 誰のことか連想できた生徒は、各自静かに着席する。
  4. ヒントを改めて繰り返す。(スライドを使いながら)
  5. ときどき、着席した生徒を呼んで、こっそり答えを確認してやる。(おもしろい間違いは全体にシェアすると爆笑です!)

(展開例1)お互いの良く知る人物の紹介

  1. 以下のプリントで似顔絵を描かせる。f:id:merasan:20200908204017j:image
  2. あえて文法説明をせずに、導入後にペアで質問タイム。
  3. 相手の描いた人物についての情報を、プリントの表に整理する。
  4. ペアワーク後は何人かに教師から質問し、活動の成果を確認。
  5. 間違った表現や、よりよい表現について解説。
  6. 改めてやりとりさせあう。
  7. 板書や教科書を通して、新出表現に触れさせたり、明示的に文法説明をして学習事項を整理する。

(展開例2)他己紹介作文への展開

  1. お気に入りの人物(家族、友人、有名人など)についての紹介文を書くことを伝える。
  2. 1学期にはbe動詞のみで他己紹介文を書かせているので、今回は一般動詞を使った発展版であることを伝える。
  3. 例として、スライドの最終ページを示す。
  4. まずは紹介したい人物を決める。(名簿などの一覧表を回して書かせました)
  5. 次のプリントを配布する。f:id:merasan:20181112053655j:image
  6. イデアマッピングで広げていき、作文の中に書きたいものに色をつける。
  7. 実際に作文を書きはじめる。

 

まとめ

  クイズはかなり盛り上がりましたが、導入として用意していたので、できるだけ短い時間で終わるようにテンポよく進めていきました。こういうゲーム活動を、授業のメイン活動にしないように注意しなければいけません。僕は気をつけていないと、ついそうなってしまいがちです。

   生徒には、他己紹介でShow and Tellのスピーチをしてもらう計画です。作文をかけた生徒から、発表時にクラスに見せるための発表用資料をつくらせます。どこまで1年生のスピーチの質を高められるか、しっかり気合を入れてがんばりたいと思います。

(追記)変更点について

・ペアでのやりとりができる展開例1を追加しました。

・展開例1にあわせて、ワークシートも変更しました。

・教師の有名人クイズは1問のみ、さらにbe動詞を中心とした内容に変更しました。(教科書に合わせて)

・原稿をしっかり準備しての他己紹介スピーチ(展開例2)でなく、ある程度即興性のあるパフォーマンステストでの発表に変更予定です。

追記(2023)

 New Horizonの1年生では、whatとwhoを一度に扱うので、シルエットクイズと組み合わせて改良しました。