疑問詞のWhoを導入しました。この時点で、3単現のsについての理解は済ませています。また、その後に他己紹介の課題へと展開しました。
その時に使用したスライドは以下のものです。
導入の流れ
- 全員起立させる。
- ヒントをひとつずつ教師が全体に言う。(はじめは音声のみ)
- 誰のことか連想できた生徒は、各自静かに着席する。
- ヒントを改めて繰り返す。(スライドを使いながら)
- ときどき、着席した生徒を呼んで、こっそり答えを確認してやる。(おもしろい間違いは全体にシェアすると爆笑です!)
(展開例1)お互いの良く知る人物の紹介
- 以下のプリントで似顔絵を描かせる。
- あえて文法説明をせずに、導入後にペアで質問タイム。
- 相手の描いた人物についての情報を、プリントの表に整理する。
- ペアワーク後は何人かに教師から質問し、活動の成果を確認。
- 間違った表現や、よりよい表現について解説。
- 改めてやりとりさせあう。
- 板書や教科書を通して、新出表現に触れさせたり、明示的に文法説明をして学習事項を整理する。
(展開例2)他己紹介作文への展開
- お気に入りの人物(家族、友人、有名人など)についての紹介文を書くことを伝える。
- 1学期にはbe動詞のみで他己紹介文を書かせているので、今回は一般動詞を使った発展版であることを伝える。
- 例として、スライドの最終ページを示す。
- まずは紹介したい人物を決める。(名簿などの一覧表を回して書かせました)
- 次のプリントを配布する。
- アイデアをマッピングで広げていき、作文の中に書きたいものに色をつける。
- 実際に作文を書きはじめる。
まとめ
クイズはかなり盛り上がりましたが、導入として用意していたので、できるだけ短い時間で終わるようにテンポよく進めていきました。こういうゲーム活動を、授業のメイン活動にしないように注意しなければいけません。僕は気をつけていないと、ついそうなってしまいがちです。
生徒には、他己紹介でShow and Tellのスピーチをしてもらう計画です。作文をかけた生徒から、発表時にクラスに見せるための発表用資料をつくらせます。どこまで1年生のスピーチの質を高められるか、しっかり気合を入れてがんばりたいと思います。
(追記)変更点について
・ペアでのやりとりができる展開例1を追加しました。
・展開例1にあわせて、ワークシートも変更しました。
・教師の有名人クイズは1問のみ、さらにbe動詞を中心とした内容に変更しました。(教科書に合わせて)
・原稿をしっかり準備しての他己紹介スピーチ(展開例2)でなく、ある程度即興性のあるパフォーマンステストでの発表に変更予定です。
追記(2023)
New Horizonの1年生では、whatとwhoを一度に扱うので、シルエットクイズと組み合わせて改良しました。