English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

look like+名詞 の導入とモザイククイズ

 前回は、look+形容詞の導入をしました。

今回は次の時間にした、look like+名詞の導入と展開についてのメモです。以下のスライドを使用しました。

look like +名詞 の導入の流れ

1. 前回のBOKETEの優秀作品を全体にシェアしていきます。(優秀作品は、ALTの先生に選んでもらいました。)

2. そのあとに改めて、look +形容詞の文法説明をします。

3. そのあとに「モザイクのかかったコーン」の写真を見せます。

4. 生徒たちは推測して、それが何かを発言します。(例: バナナ、オムライスなど)

5. そこで、文法説明のスライドを使って、形容詞でなく名詞が続く場合は、look likeとなることを説明します。

6. そして、生徒たちは「モザイクのかかったコーン」を見ながら、It looks like a cone.と言います。

7. そして、モザイクがなくなると、It is a coneとなることも理解します。

モザイククイズの流れ

  1. グループを6つつくり、ジャンケンで順番をきめる。(グループの数はピンポンブーの数だけ)
  2. 順番に解答者は前に来る。
  3. 早押しで解答権を得ることができ、正解すれば、そのときに表示されているポイントを獲得できる。
  4. 間違えた場合は、次のスライドでポイントが下がるまでは解答権を失う。
  5. 答えるときには、It looks like〜.で答える。
  6. 全員が間違えたり、答えられない状態ならば、次のスライドにうつり、ポイントを下げる。
  7. 最終的に獲得ポイントが多いグループの勝利。

まとめ

 前回のBOKETEの作品が非常に面白く、生徒たちの発想力を鍛えるにはとても良い活動だと実感しました。

 モザイククイズの解答の際は、ピンポンブーを使って早押しクイズにすることで、生徒たちはノリノリになります。

ピンポンブーについてはこちらの記事です。

 ピンポンブーがない場合は、筒のようなものを準備しておいて、僕に小さな声で耳打ちさせて解答させることもできます。これによって、正解したグループは大喜びし、そうでないグループはアセり、ザワつき始めます。小さな声で答えるようにと言っても、他のグループに聞こえてしまうこともあったため、BGMの音楽をかけながら活動するとよいかもしれません。

 今回の活動は、It looks like〜.というフレーズを練習するだけの引用ゲームにすぎないので、賛否両論あるかと思います。ただ、生徒たちにとっては非常に魅力的なゲームだったようで、授業後の生徒の反響も上々でした。また、次の日の授業でいつものようにパソコンを準備していると、「モザイククイズですか?えっ違うんですか?またやりたかったーー!」と言ってくれる生徒もいて、うれしかったです。

 

モザイク画像のつくり方

モザイククイズの画像は、「モザイク即合成ツール」というフリーソフトを使わせていただきました。