前回は、look+形容詞の導入をしました。
今回は次の時間にした、look like+名詞の導入と展開についてのメモです。以下のスライドを使用しました。
look like +名詞 の導入の流れ
1. 前回のBOKETEの優秀作品を全体にシェアしていきます。(優秀作品は、ALTの先生に選んでもらいました。)
2. そのあとに改めて、look +形容詞の文法説明をします。
3. そのあとに「モザイクのかかったコーン」の写真を見せます。
4. 生徒たちは推測して、それが何かを発言します。(例: バナナ、オムライスなど)
5. そこで、文法説明のスライドを使って、形容詞でなく名詞が続く場合は、look likeとなることを説明します。
6. そして、生徒たちは「モザイクのかかったコーン」を見ながら、It looks like a cone.と言います。
7. そして、モザイクがなくなると、It is a coneとなることも理解します。
モザイククイズの流れ
- グループを6つつくり、ジャンケンで順番をきめる。(グループの数はピンポンブーの数だけ)
- 順番に解答者は前に来る。
- 早押しで解答権を得ることができ、正解すれば、そのときに表示されているポイントを獲得できる。
- 間違えた場合は、次のスライドでポイントが下がるまでは解答権を失う。
- 答えるときには、It looks like〜.で答える。
- 全員が間違えたり、答えられない状態ならば、次のスライドにうつり、ポイントを下げる。
- 最終的に獲得ポイントが多いグループの勝利。
まとめ
前回のBOKETEの作品が非常に面白く、生徒たちの発想力を鍛えるにはとても良い活動だと実感しました。
モザイククイズの解答の際は、ピンポンブーを使って早押しクイズにすることで、生徒たちはノリノリになります。
ピンポンブーについてはこちらの記事です。
ピンポンブーがない場合は、筒のようなものを準備しておいて、僕に小さな声で耳打ちさせて解答させることもできます。これによって、正解したグループは大喜びし、そうでないグループはアセり、ザワつき始めます。小さな声で答えるようにと言っても、他のグループに聞こえてしまうこともあったため、BGMの音楽をかけながら活動するとよいかもしれません。
今回の活動は、It looks like〜.というフレーズを練習するだけの引用ゲームにすぎないので、賛否両論あるかと思います。ただ、生徒たちにとっては非常に魅力的なゲームだったようで、授業後の生徒の反響も上々でした。また、次の日の授業でいつものようにパソコンを準備していると、「モザイククイズですか?えっ違うんですか?またやりたかったーー!」と言ってくれる生徒もいて、うれしかったです。
モザイク画像のつくり方
モザイククイズの画像は、「モザイク即合成ツール」というフリーソフトを使わせていただきました。