English Classroom

中学3年間の英語の授業アイディア、英語教育についての考え・悩みを日々記録しています。

2年生の学年末のプレゼンテーション

  2年生の最後のプロジェクトとしてプレゼンテーションをしました。準備時間は4時間と発表に1時間の計5時間です。約6人のメンバーで活動しました。

プレゼンテーションの準備

   テーマは「町の観光紹介」もしくは「クラスでのアンケートの分析・発表」からグループごとに自由に選ばせました。また、発表の際は、模造紙もしくはパワーポイントなどを活用することを可としました。発表時間は5分程度とし、発表の際は、原稿を見ることは可としました。ただ、発表の際は顔をあげて、もしくは原稿を覚えておくことが望ましいと伝えています。それぞれの得意不得意に合わせて、役割分担をして発表に向けて準備します。

実際の授業の様子

アンケートをとって、ランキングにして発表したり…

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アンケート結果をグラフ化して聴衆に訴えたり…

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パワーポイントを駆使して、全員が原稿なしで堂々と発表したり…

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限られた時間の中で、どのグループも課題を達成できました。

まとめ 

   今回のプレゼンテーションの授業では、授業時数も限られていたため、1時間の発表会で全グループを収める必要がありました。そのため、6人ほどのグループで活動させ、グループの総数を少なくしました。しかし、役割分担が分散しすぎるため、4人グループぐらいがちょうど良かったと反省しました。

   また、 前回のスピーチでは、発表までの準備時間はかなりの時間を確保しました。それにより、生徒の発表レベルと発表会に向けての自信を高めました。しかし、今回のプレゼンテーションでは、準備にかけられる時間を制限して取り組みました。そうすることで、生徒たちがこの2年間でどこまでの力がついているのかが見られたように思います。

   成長を感じた部分としては…

  • 話すこと、書くことというアウトプットへの抵抗感が少なくなった。
  • プレゼンテーションの中で質問やクイズをしたりと、観衆を引きつける工夫をしていた。
  • 既習事現を積極的に使うことができていた。(従属接続詞、that、助動詞、比較、There is/are など)

 

課題である部分は…

  • 既習事項の中でも、名詞的用法以外の不定詞をなかなか使えない。
  • 緊張感のある中では発音が崩れる。
  • 発表内容に関連した質問をする難しさ。(スキル以上に語彙の少なさも壁?)
  • 質問に答えるときにショートアンサーになる。

 

課題に関しては、3年生の4月から克服に向けてすぐに取り組んでいきます!