English Classroom

中学3年間の戦略、導入・展開などの授業記録

1年生のスピーチづくり③(発表・Q&A編)

1年生の他己紹介Show and Tellについてのまとめ。今回は本番・Q&A編です。

身につけたい力

  • 伝わる発音で英語を発音することができる。
  • 他己紹介を相手に伝えることができる。
  • 人の発言に対してリアクションできる。
  • 発言に対して疑問詞を用いて質問することができる。
  • 質問に対してクールアンサー・ロングアンサーで答えることができる。

発表までの流れ

  1. 発表日をクラス全体に知らせ、発表日・発表順を決める。
  2. 発表者は前に出る。
  3. グループの仲間も最前列の特別席に座る。
  4. 発表者はスピーチをする。
  5. リスナーは質問をし、発表者はクール・ロングアンサーで答える。
  6. 質問者には「やる気シール」をあげる。

工夫のポイント

    一般的には、リスナーはスピーカーの評価をすることが多いと思います。しかし、田尻先生の実践から、スピーチの評価をスピーカーには課さないようにしました。その結果、スピーカーとリスナーがより良いスピーチのために協力し合う雰囲気を生むことができました。また、教師にとっては発表当日よりも、発表に至るプロセスを重視することができるようになりました。生徒の頑張りや変容に目が向くようになりました。

下地づくり

   準備した内容に従って、スピーチ発表することまでは達成しやすいと思います。しかし、発表後の生徒同士のQ&Aとなるとさらにレベルが上がります。日々の授業で、計画的にQ&Aの力を養っていくことが必要です。僕は以下の場面で継続してに指導していきました。

  • 教科書本文の授業での疑問文づくり
  • 教科書本文の授業でのQ&A
  • 典型的な生活についてのQA Battle

スピーチの発表後に、生徒同士のQ&Aを課すことで、生徒の力がどこまで高まっているかを確認することが可能です。

実際の場面

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   これは発表後の場面ですが、質問をするためにリスナーが挙手をしています。スピーカーが指名しながら、質疑応答を進めていきます。

    また、赤丸の生徒はここまで共に練習してきた仲間です。最前列に3席用意し、発表の際にはそれらの席に移動します。このことによって安心感を感じることができたのか、1学期には人前で声を発することをしなかった生徒が堂々とスピーチ発表をすることがでました。Q&Aの際に答えに困った際には、この仲間たちがこっそりサポートしてあげていました。特にスローラーナーたちの心理的なハードルを下げることへの効果が大きかったようです。