English Classroom

中学3年間の戦略、導入・展開などの授業記録

長文を扱う授業の指導方法①(授業デザインについて)

   長文を扱う授業での指導方法をまとめます。まずは授業の目的とデザインについて。

授業で鍛えるべき力

   鍛えるべき生徒の力は次の通りです。

  • 意味のまとまりごとにチャンク分けできる。
  • チャンクごとに前から意味をとることができる。
  • 負荷がかかっても正しい発音ができる。
  • 文構造を見抜くことができる。
  • 内容に関する質問にロング・クールアンサーで答えられる。
  • すばやく全体をスキャンし、目的の情報を探し出すことができる。
  • 指示語の指すものは何かが分かる。
  • 文章の内容について、自分の言葉で説明できる、書いてまとめることができる。 
  • グラフや表で示される情報を自分の言葉で説明できる、書いてまとめることができる。

 

実際の授業の流れ

「鍛えるべき生徒の力」をトレーニングするための授業をデザインします。

実際には次のように展開していきます。

①内容をイメージ(オーラルイントロダクションから/リスニングから)

②教科書にチャンク分け

③単語導入・発音練習

④音読

⑤Q&A

⑥発展→家庭学習へ(Retelling など)

 

授業プリントのデザインと工夫

授業プリントは、以下のものを使います。

〈両面〉

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〈左面〉

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〈右面〉

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   また、授業の終わりには以下のようなプリントでRetellingの活動をし、家庭学習で完成させるようにします。

〈Retelling〉

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まとめ

   これはあくまでも、僕が生徒に求める力を高めるための授業デザインにすぎません。目標が違えば、授業デザインも異なります。まずは、それぞれの教師が、理想の生徒像を夢見て、3年間のビジョンをつくることが求められます。また、長文を授業で指導する上で悩まれている先生方は多く、自分自身もその1人です。授業を構成していく上で、多くのことを学び、参考にさせていただいたのが以下の本です。ぜひご一読ください。

英語授業の心・技・体

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