English Classroom

中学3年間の戦略、導入・展開などの授業記録

教科書本文の読解・音読指導④(評価について)

  教科書本文を扱った授業のまとめ。今回は実際にどのように授業を展開するかについてです。

前回までの記事はこちらです。

評価方法

  評価については音読テストを2種類実施します。

1つ目は発音の正しさを見るための音読テスト。2つ目は感情を込めた音読ができるかどうかのテストです。テスト期間、テスト終了後に実施し、評価の際の資料として活用します。

音読テスト(発音)

  次のプリントを配布します。

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※各単語の上に総単語数を表示します。WORDのフリガナ機能でつけました。(著作権上、教科書本文はモザイク処理しています。)

 

次の方法で実施します。

  1. 教師との1対1で行う。
  2. 制限時間は1分間。
  3. プリントを見ながら、制限時間内に読むことができた単語数を得点とする。
  4. 発音ミスの数だけ1点ずつ減点する。
  5. 音のつながり、イントネーションなどによってボーナス点を追加する。

 

  テストで評価される発音(l/r、b/v、thなど)はしっかりテスト前に伝えておくことが大切だと思います。また、授業中に確認した、その他の発音のポイント(音のつながり、イントネーションなど)はボーナス点の対象とし、意識して練習をさせます。

音読テスト(感情)

  感情を込めた音読テストは以下のように行います。

  1. 教師と生徒ペアの1対2で行う。
  2. 教師の前でジャンケンをする。
  3. 指定された役割で、感情を込めた音読をする。
  4. S〜A〜B〜Cで評価する。

 

  登場人物の役割決めは、テストの場で決定するルールにします。それによって、生徒は全ての役割についても練習しておく必要性が生まれます。

まとめ

  ALTの先生と協力することで、より効率よくテストを行うことが可能です。ただし、その際はしっかり評価の基準について合わせていく必要があります。また、僕の感覚ではALTの先生は案外、生徒の発音に関して甘めの評価の場合が多いように感じています。また我々JTEは生徒と同じ日本人であることを生かすべきです。生徒の難しいと感じている部分が理解でき、どのようにすればうまくいくのかを体得しているJTEの方が、細かい発音指導は上手くできるのではないかと思います。そのため、音読テスト(発音)はJTE、音読テスト(感情)はALTという分担にする方がメリットが大きいと判断し、そのようにして行っています。