English Classroom

中学3年間の戦略、導入・展開などの授業記録

【英語教師あるある】文法導入に凝り、授業でも時間を消費しがち。

  良い「文法導入」をすることに魅力を感じてしまうのは、僕だけでしょうか。生徒たちが目を輝かせながら、教師が何を伝えようとしているのかを、必死に捉えようとする。生徒たちは、未知の英語表現との出会いを楽しんでいる。では、目指すべきは「文法導入」のうまい教師でしょうか。

 

文法導入づくりだけに凝りすぎる

  田尻悟郎先生によると、英語学習には「理解」→「習熟」→「応用」という段階が必要です。「文法導入」が生徒にとって魅力的であるに越したことはありません。しかし、「文法導入」はあくまでも「理解」の段階にすぎないといえます。「理解」に何時間かけたとしても、生徒が自分自身で思考錯誤しながら「習熟」させていくプロセスがないことには、力がつくはずがありません。今思えば、 僕は「文法導入」づくりのみに時間をかけて、肝心の中身はスッカラカン。「習熟」「応用」の活動を、授業の中で計画的・戦略的に行うことができていませんでした。

 

授業で長々と導入・説明してしまう

 そもそも、「時間をかけて作ったものは、全て見せてやりたい」と思うのが自然なことではないかと思います。時間をかけて作れば作るほど、その思いは高まります。さらには生徒の理解が深まればと、濃厚な文法導入のあとには、長々と一方的な文法説明を開始してしまいます。気づけば、1時間の授業の大半を「理解」のために使っていました。よかれと思ってやっていることですが、教師の自己満足と言われても仕方がない気もします。

 

まとめ

 長々と説明するのでなく、短時間で説明して、その後の活動の中で理解させながら、習熟に近づけていく方が理にかなっているようです。結果をすぐに求めずに、長い目でみて習得できることを目指しています。

 実際に使ってみることを大切にし、そのための「習熟」「応用」の活動づくりに、より一層の時間をかけ、工夫を凝らしていきたいと思います。