生徒に意見を求めても、なかなか挙手や発言が出ない…そんな時の強い味方がこれです!
この、何の変哲もないシールを求めて、生徒がバンバン手をあげるようになりました。
そのためのポイントとは?
- 何の変哲もないシールを「やる気シール」と呼ぶ
- 正解したときだけでなく、挙手して発言したら、もれなくあげる(つまり、間違いは認めてナイストライと判断する)
- 挙手した生徒を当てる順番は、「手をあげるのが早かった順」(ただし、さりげなく、同じ生徒ばかりにならないように配慮する)
- フライングして、ずっと手をあげている生徒は反則
- シールをあげるタイミングは、「答えた直後」がベスト
- 授業展開によっては、シールをあとで取りにこさせる(ただし、僕はこれをやると、いつもシールをあげ忘れます)
- やる気シールは教科書の裏に貼って集めていく
というふうに、かなり単純な方法が意外にも功を奏しています。これは1年生にもハマりました。しかしそれ以上に、英語学習へのモチベーションが低いはずの、3年生にもどハマりしているようです。「こんな方法、ガキっぽいよな」とか「こんなことでやる気は出ないだろう」とこちらが想定していたにもかかわらず…
生徒によっては、「シールで僕らをつるなんて!」と言いながら、うれしそうにちゃっかりもらいに来ます(笑)
注意点は、シールをあげるのを後回しにすると、ついつい忘れがちになることです。そういう意味では、答えた直後がベストですが、授業のテンポが悪くなるのがデメリットかと思います。
最終的には、関心意欲態度の成績を出す材料として考慮していきます。